JP HOUSEとは?

予約フォーム・宿泊詳細

泊まると 夢見る力が蘇る

岡山県美作市に位置するこの場所は、古き良き、日本の風景が広がる里山です。
車の多い通りから隠れるように、小高い場所にひっそりと佇む一軒の古民家を見つけました。

すでに人々から見放されてしまったかのように、埃を被り、柱は傾き、とても人が住める状態ではなかった。しかし、山の木々を背景にし、庭には桜が植えられ、遠く生き物の囁きだけがかすかに聞こえる静かな場所。この古民家を再生して住みたい。そう思うや否や決断し、改修は自分の手だけで行った。

都市を離れ、1年と5ヶ月の間、つきっきり理想の隠れ家を夢中で改修。
ここには、いつか夢見た生活を現実にしていくための試行錯誤の痕跡が、至る所に残っています。

建設やインテリアのプロではない素人が、ただひたすら一個人の理想の快適さを追い求め、試行錯誤を積み重ねた軌跡が色濃く残る空間。

だからこそ、この場所の設備の数々は個人作品ということができ、それらに触れることで、あなたの想像力と創造力は感化され、眠っていた自分自身の力を思い出させてくれることでしょう。

かる
かる
かる
かる
かる
オーナー「JP」について
JP
JPプロフィール
1975年生まれ
兵庫県出身

小さい頃からものづくりとスポーツが大好きだった。

14歳の時、壊れた実家のベランダを直し母親が涙をにじませ喜んだことがある。この時、「自分が作った物で誰かが喜んだ」というこのかけがえの無い体験がものづくりをする原動力として強く心に根付く。

運動神経が良かったこともあり高校はテニスでスポーツ推薦で入学。
しかし、鳴かず飛ばずの成績で強烈に挫折する。

高校卒業後、鉄鋼会社に入社するも挫折を引きずりわずか1ヵ月で退社。
その後、職を転々とし、溶接工として3年半活動する。

やがて華やかな世界への憧れが芽生える。
当時人気職だった美容師を目指す。
24歳スタイリストデビュー、30歳独立を果たし12年間美容室経営者としてキャリアを積む。
会社=自分と言う考えで全ての時間を仕事に注いだ。

39歳の時、両親が他界し自分の人生を考え始める。
母は癌になり、「まだやりたい事がある」と泣きながら他界し、父も母を追うように他界。母の他界から半年後「もうやる事がない」と他界した。
この時、母の言葉から「やりたい事があっても寿命が来ると出来ない」父の言葉から「やる事がないと人は終わる」ということを両親からの教えの言葉として捉えた。
このメッセージを踏まえ、個人の夢であった世界旅を決意。

会社の代表を当時の店長たちにバトンタッチし、1年2か月の世界旅をする。

帰国後、「DIYがしたい」「田舎に住みたい」という2つの理由から、DIYの専門チャンネルJP_channelを立ち上げ、youtube配信を始める。

築150年の古民家を購入しセルフリフォームにチャレンジし、その様子を配信。

自分で住む目的でリフォームを始めた古民家だが、ひと目見たいと見学のオファーが殺到する。

全てに対応する事が出来ず宿化を決意し、宿オーナーとなる。